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おやじの楽譜
押すと音を出せるようになります
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いま開いている曲は端末に自動で保存されます。iOS は7日間使わないと端末のデータを消すことがあるので、大事な曲はファイルにも保存してください。
渡す・印刷するなら MusicXML(既定)。自分で取っておく・AI に渡すなら 曲テキストが、音色や声部までそのまま戻ります。
上で選んだ形式とは関わりません。リンクの中身はいつも JSON を圧縮したもの(deflate して URL 用の文字に直したもの)で、 音色・声部・記号・歌詞・メモ・反復までそのまま戻ります。この形がいちばん短く済むので選んでいます (MusicXML を入れると 2〜3 倍長くなり、読み戻したときに音色や声部が変わります)。 曲はリンクの # より後ろに入っていて、どこにも送られません。
A4・1段4小節。Verovio で組みます(初回だけ 2.3MB を読み込みます)
1段4小節・パートごとに1枚。ドラムは出ません
ここには、手を止めずに読みたいものだけを置いています。ボタンを長押しすると、そのボタンの説明が画面の上の帯に出ます(長押しでは押したことになりません)。
音の出力: まだ鳴らしていません
ヤマハが 1980 年代なかばに出した FM 音源チップです。上位の OPL 系を思いきり安く作り直したもので、 2 オペレータの FM 合成、同時に 9 音。リズムを使うときは旋律 6 音+打楽器 5 種という配分になります。
この音源の性格を決めたのは、その割り切りでした。自由に音色を作れる枠はたった一つだけ。 あとは ROM に焼かれた 15 種類から選ぶ。バイオリン、ギター、ピアノ、フルート、トランペット…… 名前は付いているけれど、どれも本物には似ていない。似ていないまま、確かにその楽器の顔をしている。 制約から生まれたあの音の手触りは、今聴いてもすぐ「あの音だ」と分かります。
MSX では MSX-MUSIC の名で標準になり、FM-PAC を挿すか、MSX2+ 以降なら最初から鳴りました。 セガのマークIII / マスターシステムにも FM 音源ユニットとして載っています。
音色は ROM の 15 種類をそのまま、2 オペレータ FM とリズム音も当時の作りに沿って鳴らしています。 一方で 9 音の上限は外しました。敬意は音そのものに払うべきで、 制約を再現することではないと考えたからです。書きたいものが書けることを優先しています。
子どもの頃、MSX に出会いました。
あの機械のすごさは、性能ではありませんでした。プログラムも、ゲームも、絵も、音楽も、 ぜんぶ同じ一台の中で地続きだったこと。あいだに境目がありませんでした。 BASIC を打ち込めば絵が出て、続けて書けば音が鳴る。作る側と遊ぶ側のあいだに壁がなかった。
MSXマガジンの BASIC 講座を、雑誌を開いたまま写経しました。 一文字打ち間違えて動かず、目を皿にして見比べて、直って、鳴ったときの音。 自分で音楽を鳴らせるのだと知った瞬間のことは、今でも覚えています。
当時はそれが当たり前だと思っていました。今になって、あれがどれほど贅沢な環境だったか分かります。 いまの子どもたちの手元にある機械は、あの頃より何万倍も速い。 けれど「電源を入れたら、すぐ自分で何か作れる」場所は、かえって見つけにくくなった気がします。
だからこれを作りました。開いたらすぐ音が鳴って、譜面が書けて、鳴らして、直せる。 音は、あの頃の音で。譜面は、学校で習うとおりの形で。 子どもが最初の一音を置く場所になれば、それでいいと思っています。
楽譜の記号は Bravura (© 2015 Steinberg Media Technologies GmbH) のサブセットです — SIL Open Font License 1.1
印刷の組版は Verovio (© RISM Digital Center, LGPL-3.0-or-later) です — 表記